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ななめな学校3

REPORT

2018年11月10日(土)11日(日)に、はまのわ(旧高浜第二小学校)、 12月1日(土)2日(日)に、鎌取コミュニティセンターで第3回 ななめな学校を行いました。集まった参加者は千葉市内の小学3〜6年生を中心としたのべ441名。今回は2会場、4日間の開催となりました(主催:千葉市メディア芸術進行事業実行委員会/協力:千葉大学コミュニティ・イノベーションオフィス)。

11月10日(土)11日(日)に行ったワークショップは

金属で作るカタチたち
土×色 千葉の土で絵を描こう
紙の活字と光るインキの不思議ラボ

の3つです。

「金属で作るカタチたち」はプロダクトデザイナーの眞鍋玲さんと、千葉大学で金属の研究をしている今野雅史さんのユニット「鋳造ズ」によるワークショップ。自然物や自分で作った原型をもとに金属加工を体験するとともに金属の不思議な特性について学びました。

「土×色 千葉の土で絵を描こう」を担当したのは、美術家の佐藤央育さん。千葉の色んな場所から集めた様々な土を観察しながら、自然物の色彩や濃淡の豊かさを学びます。土と糊を混ぜ合わせて絵の具を作り、手足を使って大きな紙に絵を描きました。

「紙の活字と光るインキの不思議ラボ」は、Paper Parade Printingの和田由里子さんが担当。ご自身が考案された「紙活字」を用いたユニークな活版印刷の体験です。印刷の仕上がりを確認し試行錯誤しながら自分だけの表現を探求しました。

12月1日(土)2日(日)に行われたワークショップは

マンガのキャラクター&ストーリーをつくってみよう
模型を作ってもらおう
ハイパーおばけをつくろう!

の3つです。

「マンガのキャラクター&ストーリーをつくってみよう」は、マンガナイト代表の山内康裕さんと漫画家の敦森蘭さんが担当。キャラクターの性格を考えそこから想像を膨らませながら、ストーリーを考えました。最後は実際に漫画家が使用している道具を使い漫画のコマを仕上げました。

「模型を作ってもらおう」は、建築家の黒澤健一さんのワークショップです。建築模型をつくるのではなく「つくってもらう」。建築家は設計図を作って、工務店や大工さんに完成のイメージを説明しながら建物を作ってもらいます。そんなやり取りを体験できる内容でした。

「ハイパーおばけをつくろう!」は西千葉工作室が担当しました。身近にあるものと動力を組み合わせて、お化け屋敷で使う驚かすためのマシーンをつくりました。出来上がったあとは、暗がりの空間で交互にお化け屋敷を体験。思い通りの効果が出せたかどうかを参加者それぞれが考察していました。

ななめな学校3の授業 REPORT